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April 08, 2008

弔問へ行ってきました

先週末、友人の実家に弔問に行ってきました。

うちからだと片道2時間弱。
ちょっとした小旅行のようになってしまいましたが

私の落ち込みぶりを妹から聞いた従姉妹が
「1人で行かせるの心配だから、一緒に着いて行くよ」と。

「お墓参りじゃなくて、実家へお邪魔するから、付き添いは、いらないよ。」
って言ったんですが

「声はちっとも平気そうじゃないよ。
 それに、実家へお邪魔している間は、私は近くで待っているから
 気にしないでいいよ。」

と言ってくれたので、お言葉に甘えることにしましたあせあせ


友人の、1人暮らしの部屋には行ったことあったんですが
実家へ行くのは今回が初めて。

ご両親は大変つらい思いをされているだろうなと思いつつ
ブザーを鳴らすと、お母様が出迎えてくれました。

「今日は遠いところを、ありがとうございます。
・・・こちらへどうぞ。」と仏壇のある部屋へ案内されました。


ご両親の前では、絶対泣かないようにと思っていたんですが
いざ彼女の遺影と、遺骨の入った箱と対面したら、
「・・・本当に残念です・・・」と言ったきり
その場で泣き崩れてしまいました。

ここでこんなに泣いたら、ご両親も困るだろうな・・・というくらい大泣きしてしまったのですが、少し落ち着いた頃、ダイニング・テーブルに案内されて、座りました。

ご両親ともに大変沈痛な面持ちで、私も何と言ったらいいのか迷いましたが、 彼女のことをいろいろと話していくうちに、不思議と心が落ち着いていくのがわかりました。

驚愕したのは、彼女はご両親に自分の病状を一切話さず、いよいよ悪くなってから連絡を入れたそうで、 「亡くなる1ヶ月前まで、普通に会社に行っていたとあの子の上司から聞きました。 『本当だったらもう仕事ができるような状態じゃなかったのに、なぜ?』とあの子のことは職場で語り草になっているそうです。」

「ななこさんは、あの子と仲良くしてくれていたので、もしかしたら、何か聞いていませんでしたか? あの子はどうして、私たちに甘えてくれなかったんでしょうか?治療のことも、治療費のことも、全然頼らない子でした。 まさか、こんなに悪くなっているなんて思いもしなかったので 、『助からない』ってわかってからのあの子が、毎日どんな思いで過ごしていたのか、少しでもいいから知りたいんです。」 と言われました。


ご両親に一体どこまで話したらいいのか・・・。 「○子さんは、大変気丈な人で、ご自分の病状については  もうわかりすぎるぐらい、よくわかっていました。 ただ、ご両親にそのことを伝えてしまうと  自分よりもご両親のほうが参ってしまうから、詳しいことは言いたくないし、言うつもりもない、と言っていました。 私にも・・・大変な状態であることは極力伏せて 、治療のことも、病状も、ただただ淡々と話していました。

仕事については、お父様と同じ仕事であることに『誇りをもっている』、と。

彼女とは前の職場の最寄り駅が同じ駅だったので、仕事帰りに、よく食事に行ったり、お茶に行ったりしていました。最期まで、できるだけ普通の生活をしたいとよく言ってましたが、直前まで仕事にも行かれていたなんて・・・私自身も驚いています。」


また、昨年の夏に「どうしても行きたい」と言われて、彼女と一緒に神楽坂の毘沙門天の夏祭りに行ったときの、浴衣姿の写真を数枚、ご両親に差し上げたところ


「あの子は、ここ最近ずっと写真を撮るのを嫌がっていたので、こんな浴衣姿の写真が残っていたなんて、驚きです。 本当によく撮れている・・・これは何より貴重な写真です。どうもありがとうございます。」 と、とても喜んでいただけました。


ご両親は「○子は、本当に私たちの子供だったのかなあ、と思うことがあるんですよ。 普通だったら、あの状態だったら、身体よりも先に精神のほうが参ってしまうと思うんですよ。 それなのに、つらさとか苦しさを全然外に見せないままで、痛い、とか、そういうことも全然言いませんでした。あの気丈さは、一体どこから来ていたんだろう、って今でも話すんですよ。」と。


「彼女の前では言えませんでしたが、夜寝る前(どうか少しでもよくなりますように)って
 いつも祈っていました。」 今まで、誰かのために祈る・・・なんてなかったことですが
私も以前、手術をしたときに、ある人に祈っていただいたことがあって、その気持ちがとても嬉しかったので、この3年ほど、彼女のことを祈ることが習慣化していました。

他にも、もっと書きたい気もするんですが、どんなに言葉を並べても、彼女のことを書き尽くすことができそうもないので、弔問時のことは、このあたりで終わりにしようかと思います。
 
あんなに強靭な精神力をもった人を、私は他に知りませんが、自宅でご両親とお姉さまに看取られたことを知り、またまた驚愕してしまいました。 ・・・「病院ではなく、自宅で」というのは、彼女の最たる希望だったから。 「お見事」としか言いようがないです。
私も、頑張るからね。

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