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病気(ガン)に関するニュース(読売新聞)

メモ

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April 2007

April 27, 2007

退職手続き

今日は退職手続きのため、会社に行ってきました。もうこれで本当に最後だ~!と思いながら。ただその前に、大学の課題の調べ物をするため、当初は国立国会図書館へ行こうかなと思っていたのですが、都内在勤の健康保険証(→身分証明書代わり)があるうちに、某区の中央図書館へ行って利用登録の手続きをしてきました(→区外の人でも利用カードが作れる珍しい図書館です。)最寄り駅からけっこう離れている図書館でしたが、てくてく歩いて、なんとか到着。私はかなりの方向音痴なので、たどり着けるか心配だったのです(^_^;)

私の勤務先がある地区の中央図書館もなかなか素晴らしい図書館でしたが、今日行った図書館もものすご~く「立派」で、欲しかった資料がいくつも見つかりました。ものすごい勢いでコピーをバンバンとって、MY資料が完成♪コピーを取るには分量が多すぎる本に関しては、そのまま借りてきたのですが、分厚い本ばかりだったので、体力消耗するほど疲れました。これだけなんとか資料をそろえたのだから、しっかりやらなくちゃ・・・。

その後、会社へ。少し早めに着き、元いた部署へ「こんにちは~、おつかれさまです!」と入って行くと「おっ、ななこが来た来た!せっかくだから4時間くらいでいいから仕事して行ってよ。」とほうぼうの人から言われてしまいました(汗) 人事異動があったので、私が座っていた席には誰か他の人が座っているのかなと思いましたが、まだ空いたままでした。ちゃっかりその席に座ると、なんだか落ち着きました。不思議~。前は忙しくて(もうやだ~。)なんて思っていたはずなのに。相変わらず忙しそうな感じでしたが、どんなに電話が鳴っていようと、もう出てはいけないのよね、と思ったらますます変な感覚に襲われました。

人事課へ行って、滞りなく退職手続きが済むと、私から会社に返却するものもいろいろありましたが、会社から私に返されたものもいくつかありました。採用試験のときに提出した卒業見込証明書、卒業証明書、成績証明書、それから年金手帳・雇用保険被保険者証などなど。それと入社時に撮影した証明写真とネガまで・・・。そして退職金も今日振り込まれました。その入金振込みを確認したらなんだか一気に(あぁ~本当に退職しちゃったのね。。。)と思い、鼻のあたりがツーンとしました。「金の切れ目が縁の切れ目」じゃないけど、「これで本当に退職よ!」という現実を突きつけられたような気がしました。もっとずっとずっと先でもよかったのに・・・と(実際には不可能なことまで)も思ってしまいました。

今日はなんとなく寂しい気持ちですが、来月、送別会をかねて会社の人たちと食事をしに行きます。すでに退職したメンバーにも声をかけてくれているらしく、久々に懐かしい顔ぶれが集まりそうです。会社は辞めたけど、こうして縁が続いていくのは嬉しいです。なんだかんだいっても、私にとってあの会社で過ごした時間はと~っても貴重なものだったことを今日は再認識させられました。明日からはまた新たな気持ちで、過ごしていきたいです。

April 14, 2007

身近で2人も・・・

以前チラッと書いてそのままになっていたことを・・・。習い事の先生が今年の1月に子宮がんであることが判明して、2ヶ月まえに手術をされました。開腹手術だから乳がんとはまた違ったつらさがあったようで、今日からレッスンが再開となりましたが「あ~まだなんだかお腹が痛いわ。」と言っていました。当初は1月に診断がついたのに「手術は今年の4月中旬以降」と言われてしまったそうなのですが、頼み込んで(=袖の下を振ったとのこと)2月に手術してもらえたそうです。それにしても袖の下を振らないと、手術を早めてくれない病院って一体・・・。地元の私立大学病院なのですが、そんな話を聞いてしまうとそんなことは日常茶飯事で行われているんじゃないかと思えてしまいます。

そして、つい最近のことなのですが、私が親しくしている友人(年齢も同じ)も、乳がんと診断されました。「その疑いがある」という時点で彼女から話を聞かされていたのですが、確定診断がつくまではとブログに書かずにいました。彼女のお母様がガンで亡くなったことは聞いていたのですが、どの部位のガンだったのかということは決して言ってこなかったし、私も聞かずにいました。でも別の友人がたまたま「彼女のお母さんは乳がんだったんだよ。」と言ってきたので、私は人づてで知ってしまいました。それでも彼女は私にはそのことは決して言ってこなかった。化学療法中もずっと励まし続けてくれた友人でした。

乳がんの疑いがある、と聞かされたとき「まさか」と思いましたが、そのときはじめて「でも私のお母さんは乳がんだったから、自分も他の人よりは可能性が高いんじゃないかと思ってる。怖いけどちゃんと最後まで検査して診断をつけてもらうよ。」と言ってるのを聞いて(どうか乳がんではありませんように!)と強く願っていましたが、残念ながら彼女も乳がんであることが判明しました。

それでも話を聞いてみると、かなり初期の段階だったらしく、温存手術、それも4分の1とかではなく、局所麻酔でほんの少し切っただけで済んだそうです。化学療法もやらなくてよいらしく、術後の補助療法は放射線治療と、場合によってはホルモン剤を飲むだけ、とのことであまり落ち込んでいない様子なのには安心しました。「あまり病気のことを詳しく知っても落ち込むだけのような気がするから、私はほとんど調べていないんだ~。」と言ってましたが、それは確かに人それぞれなので、彼女のように病気のことをあまり考えないように生活していくのもいいものだな、と思ったのでした。

私は最初の頃、調べすぎて落ち込むことが多かったので、必要なときだけ情報を仕入れて、そうでないときは他のことに集中しているほうがいいんだろうなと、随分あとになってから気が付いたのでした。もし彼女がネットでいろいろ調べるようになったら、いつかこのブログも発見される可能性がありますね。私は別に知られてもかまわないのですが、ここの存在を教えることによって彼女が落ち込むようなことがあっても困るので、今のところは言わないことにしておこうと思っています。

April 01, 2007

いい1日でした

2007年3月30日(金)。この日が実働の最終日となりました。

最後のこの日はシフトが早番。早番のときはいつも朝5時に起きていましたが
先日の寝坊で懲りていた私はこの日は5時前に目覚ましをセットして、絶対に遅刻しないように、目覚ましをダブルでセットしておきました。

私の職場は金曜日はかなり忙しいのですが、この日も最後の最後までず~っとバタバタしていていましたが、途中「ななこさん、お花が届いていますよ」とプライベートで親しくしちえるお友達から花束が届いたり、入社当時お世話になっていた先輩がわざわざ職場まで
駆けつけてくれたり、数年前に退職した同僚まで、突然現れて「おつかれさまでした!」と言いに来てくれて、サプライズの連続でした。

特に数年前に退職した同僚に関しては、私が発病した頃に何度かメールで連絡をもらっていたものの、どうも自分の病気のことを知りたくてウズウズしている様子が気になって
そのことには触れられたくない、と返事をしたまま疎遠になっていました。

だから出社したとき上司に「今日の午後、前に辞めた○○ちゃんもななこに会いに来るよ。」と言われて、一瞬(えっ、どうしよう。病気のことは言いたくないのに、ここまで来るということは雰囲気的に言わざるを得ない状況になりそうだな・・・・)と思って
ちょっと重い気分になってしまいました。

ラストスパートのつもりで、最後まで気を抜かずに仕事したつもりですが、とっても慌しい1日で何をやって帰ってきたのかあんまり記憶にありませんが、午後になり、その○○ちゃんが会社に来ました。彼女に会うのは、彼女の退職後数年ぶりのことです。

懐かしいと思いつつも、まだ心のどこかで(ここまで来てくれるのは嬉しいけど、どうしても、病名を知りたくてウズウズしているようにしか思えない。)とここでもまだ疑いの気持ちがありました。

少しだけ職場を抜け出し、彼女と話をしました。「ななこさん、お久しぶりです。
長い間のお勤め本当におつかれさまでした。体調を崩されてから、ずっとつらいことがあったんだろうなと思ってむやみに『頑張って』とは言えないし、ななこさんから返事が来なくなってからは、自分からもそれ以上連絡するのはやめましたが、でも今日会わないともしかしたらずっと会えないかもしれないと思って会いに来てしまいました。どんなに大変なことがあったのかわからないけど、本当に心配していました。」と言って涙ぐまれてしまいました。

彼女は職場を退職して、今は医療系の仕事に就いています。それで「病院では本当にいろいろな病気の人がいて私は毎日そういう環境の中で働いています。ななこさんの本当の苦しみは理解することができないかもしれないけど、ずっと気になっていたことだけはわかってください。」と言われて思わず「実は、私の病気は乳がんで・・・」と話したら一瞬彼女が固まったのがわかりました。

でもさすがに医療系の仕事に就いているだけあって「全摘だったんですか?」「抗がん剤とか放射線もされたのですか?」と全く知識のない人にはできない質問が返ってきました。

その同僚に対してもそうなのですが、自分と似たような年代の同僚たちには、特に病気のことは知られたくなかったので自分から疎遠にしてしまった人も中にはいました。

探られているのか、心配されているのか、それすらもわからなくなって、連絡するのをやめてしまった友人もいました。

最終日、もしかして感極まって泣いてしまうんじゃないかと思ってましたが、泣いている暇もないほど忙しくて、職場では泣かなかったのですが、入社以来ず~っとお世話になってきた上司が、帰りに目がウルんでいるのを見てしまいました。

ようやく仕事に一区切りがつき、社内へ挨拶まわりに行けたのは、夕方6時をまわっていましたがどこの部署へあいさつへ行っても「おつかれさまでした」のあとに必ず聞かれたのが「ななこさん、長かったよね。何年いたの?」と聞かれて、「約15年です」と答えると、みんな一様に「うわ~。それは長いね。これだけ働いたら、もう思い残すことはないでしょう。」と言われて「はい、もう何もありません。よく働いた!って感じです。」と答えました。

一番つながりの深かった部署では、一人ひとりに挨拶したため、その部署だけで1時間以上もかかってしまいましたが、最後の挨拶をするたびに(ああ、本当に今日でもう終わりなんだな。)と自分の中で不思議な感慨がこみあげてきました。

挨拶まわりが終わり、自分の部署へ戻るとようやく机や身の回りの整理をはじめました。
荷物の量が半端じゃなくて、その一部は宅配便で職場から送りましたが、それ以外は自分で持って帰ってきたので帰り道は、会社の建物を振り返る余裕もなく、重い荷物を抱えて一心不乱に帰って来ました。

家に帰ると、私の部屋に両親からの花束とカードが置いてありました。いろいろな人から手紙やカード、プレゼントをいただいたので、まずは同じ職場の部署の方からのカードとプレゼントを開けました。

「あっ!!!!!」

いつのまに、誰がチョイスしたのかわかりませんが、プレゼントは私が好きなジャンルの音楽CD8枚組でした。そしてカードを読むと、特に上司のメッセージにホロリときました。

「長い間、助けてくれて本当にどうもありがとう。」

続いて、会いに来てくれた後輩からの手紙を読みました。

「ななこさん、15年間本当におつかれさまでした。私はすっかりパート勤めに染まってしまいましたが、それでも思い出し、活力になるのは○○ホテルでの○年間です。特に苦しいとき、頭にきたとき、助けてくださり、話を聞いてくれたのが、ななこさんでした。
結婚祝いのレース編み、退職時のプレゼントの○○、今でも大切に使っております。
そしてこの便箋は、ななこさんのアメリカみやげでした!

詳しくは聞いておりませんが、しばらくはお休みされると聞きました。私には想像できない大変なご事情をお察しします。早く回復し、良い方向へ向かわれるように心からお祈りしています。

上司の定年まであと○年。
そのときがきたら一緒にお花を持って会社に行きましょう。

本当におつかれさまでした。」

どうして、自分の病気のことを探っているなんて、変な勘ぐりをしてしまったんだろう。
彼女は本当に心配してくれていたのに。この2年間ちょっとのわだかまりが一気に解けていく感じがしました。

その後は、もう、涙、涙。
全ての手紙を読み終わる頃には、お化粧が流れてしまうほど、涙がこぼれっぱなしでした。

実働が終わってまだ2日目ですが
目を閉じれば、社内の様子や上司や同僚たちのことが
鮮やかに目に浮かびます。

もう、今後はあの空間で働くことはないのかと思うと信じられない。

でも散々悩んで決めたことだから、うしろは振り返りません。
これからしばらくは、シフト勤務から解放された
自由な時間を満喫したいと思います。

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