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病気(ガン)に関するニュース(読売新聞)

メモ

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February 2005

February 28, 2005

きみによむ物語

医療費控除の確定申告をしなくちゃ、しなくちゃ・・・と思いつつ、ずっとのびのびになっていました。うちは私を始め、両親も祖母もみんな通院をしているので、合計すると結構な金額になります。4人分まとめてなので面倒かな?と思いましたが、エクセルでやったら意外と簡単に終わってちょっと拍子抜けです。何でもやってみることが大事なんだなと思いました。税務署が遠いので郵送するつもりです。

午後からは映画「きみによむ物語」を観に行って来ました。何年か前に「マディソン郡の橋」がヒットしましたが、あのときは感情移入ができなかったけど、今日の映画では自分と重なる部分があって泣いてしまいました。前は映画を観て泣くなんてことはあまりなかったのですが、最近は我ながらよく泣くなという感じです。主人公がピアノを弾くシーンでポロリ。愛し合う2人が大喧嘩するところでまたポロリ。それでいて映画の中で使われているピアノ曲に何となく聞き覚えがあって(これはショパンの曲ではなかったかしら?)と妙に冷静になってみたり。ストーリーもさることながら、劇中の景色が叙情的で本当に素晴らしい・・・。絵になるシーンが続出でした。一言で言うと「久々の純愛一直線もの!」という映画でしたが、観る人の年齢や状況によっても違うのかもしれないけど、恋愛したくなること間違いなしの映画だと思いました。あのくらい突っ走る恋愛をしてみたいと思う私はまだまだ甘いのかな?映画は今の私にとってささやかな贅沢の1つです。

家に帰ってくると会社から封書が届いていました。開封すると社内報や社員の人事異動の通達が書かれた書面などが同封されていました。意外な人が意外な部署に異動になると知ってびっくり。どの部署も人員ギリギリでまわしているので、誰かが退職すると全然違う部署から人を引っ張ってきたりする傾向がある会社なので、そんなんで大丈夫なのかなぁ?思う。私の親戚の叔母は、私とほぼ同時期に病気になり、会社に休職を申請したけれど上司が「休職なんてしないで辞めてくれ」とものすごく圧力をかけてきて精神的に参ってしまい、それでもしばらく休職していましたが、先日とうとう辞表を提出してしまいました。本来であれば病気を理由に会社が退職勧告をするのは法に触れるわけだけど「正社員とはいえ、私は今の会社で1年ちょっとしか働いていないし、もし休職して職場に戻っても、周りからつらく当たられるのには耐えられないから辞表を提出したの。」という叔母の言葉を聞いて、私だって今は休職しているけれどいつ同じ立場になるかわからないと思いました。もう少ししたら会社に休職期間の延長希望を伝えるつもりですが、あくまで「お伺いを立てる」という形にして「休職をさせてもらえて当たり前」みたいな態度は慎もうと思っています。

February 27, 2005

インパルスの野外ライブ

先日、楽天のHPには書いておいたのですが、今日は地元の駅ビルにお笑い芸人(インパルスともう1組は忘れた)が2組来たので、それを見に行ってきました。野外ステージということで家族連れや中学生くらいのグループもたくさん来ていました。でもとにかくすごい人で、私がいたところからだと写真のように豆粒のようにしか見えませんでした。お笑いライブということでしたが、遠すぎて何を言ってるのか全然聞えず☆ せっかく見に来たのにこれじゃあつまらない!と思い、ライブ後に芸人さんが通りそうなルートめがけて徐々に場所を移動しました。待つこと10分、周りが突然「キャーーーーーー!!!」と騒然となり、私も(そろそろ来るな!)と思ったそのとき、目の前をインパルスの板倉氏が通過。それが2枚目の写真です。ライブは見えなかったけど、この写真が撮れたからまあよしとするか(笑)それにしても周りにいた中学生の女の子たちが「きゃあ!板倉さぁん!板倉さぁん!」とまるで自分の友達であるかのように呼び続けていたのが印象的でした。

yagai

itakura








さて昨日は会社の元同期と久々に長電話をしました。彼女は入社して4年ほどでうちの会社を退職しましたが、その後は派遣社員として職場を何ヶ所か転々としています。少し前までN証券にいたので、まだそこにいるのかと思っていたら今は某IT系の楽○証券にいるとのこと。勤務地が六本木にある高層ビルで、1フロアー上は連日マスコミを賑わせている堀江社長の会社だそうです。私は株はやったことがありませんが、彼女は株取引をしていて、すでに銘柄をチェックするのが日課になっており、そういうのがまた楽しいとのこと。「でもね、ここは長くいる会社じゃないわ。契約期間を満了したらまた別の会社にうつるつもり。」とのことです。長電話をしても話題が尽きないので、来週会う約束をしました。最近は出かけようという気持ちが出てきたけど、少し前までは引きこもりみたいな生活だったので今はその反動がきているのかなぁ?

そうは言っても、ふとした瞬間に涙したり、先のことを考えると不安で不安でたまらなくなることもしょっちゅうあるのですが、今できる治療はすべてしているわけだし、あまり考え込んでばかりいたらその時間がもったいないよなぁと思ったり。一時期は本当に落ち込んでばかりいたけど、今は精神状態もかなり良好。生理が止まってPMSがなくなったのも関係しているのかもしれないです。今週はまたお腹への皮下注射を打つため通院ありです。

February 25, 2005

中間期はやりたいことがいろいろ

次の化学療法まであと11日・・・とついつい数えてしまう自分がいます。この間まで副作用で苦しんでいたのが嘘みたい。でもホット・フラッシュは相変わらず。今日もじんわりと額に汗がにじんでました。

この体調が良い期間にやりたいこと(やるべきこと)は結構いろいろあります。昨日から今日にかけて、先日手紙をくださった会社の先輩に返事を書きました。いろいろ書いているうちに便箋の枚数がなんと6枚に!!!いくらなんでも多すぎたかな?と思ったけど、ブログと同じで書き出したら止まらなくなってしまったので、そのまま封をしてポストに投函しました。メールでのやりとりもいいけど、手紙は古風な感じがしてやっぱりいいなぁと思いました。

次に、毎月会社に提出する書類関係。高額療養費&傷病手当支給の手続きに関する書類2通の記入。これを月が変わったときに人事の担当者に提出できるように準備しておかなければなりません。

今日は会社の給料日だったので、きのう郵送で給与明細が届きました。全体の給与から4割を欠勤控除としてドーンと抜かれていましたが、それでも残った分(傷病手当)は今月の医療費にそのまま充てることができるので助かります。病院でかかった医療費は、ポイントを貯めるため毎回VISAカードで支払っているのですが、実際に現金を手にすることなく、ネット上でお金の動きを確認しているだけなので、ついつい金銭感覚がおかしくなりそうなときもあります。それでもネット・バンキングがあるおかげで、いちいち銀行とかATMまで足を運ばなくて良いのは助かります。

午後からふらっと隣りの市にある駅ビルへ行って来ました。そこには大きな書店が2つあるので両方ともまわってきました。本が好きなので1度書店に入ると、軽く30分くらいは店内をウロウロしています。どうしても必要と思われるものだけ買って、1度しか読まなさそうな本は図書館で借りることにしています。

書店めぐりが終わって駅ビルの中のお店を見てまわっていたら、ワコールとかトリンプの高めの下着が2割引で売っているのを見つけたので、またまた店内をウロウロ。病気になってからはブラを買おうという気もなかなか起きなかったけど、春らしくてきれいな色の下着を見たら(2割引だし、え~い奮発しちゃえ~!)とまとめて3着買ってしまいました。術後3ヶ月、未だにノーブラの日が多い私ですが、これからまた徐々に慣らしていこうと思っています。

February 24, 2005

ご対面!

昨日はお友達と会うため少し早めに起きました。外出するのもメイクするのも1週間ぶりでした。かつらをかぶってからメイクしたのですが、やっぱり髪の毛があるのとないのとでは顔の雰囲気が変わるな~と思いました。準備を整えて、かつらの上から帽子をかぶって家を飛び出しましたが、昨日はすごい風だったので家を出てすぐのところで帽子がピュー!と吹き飛ばされてしまい、冗談抜きで焦りました。かつらまで飛ばされなくてよかった。10メートルくらい帽子を追いかけて、その後はもう飛ばされないように外にいるときは頭を押さえながら歩きました。

お友達とは歌舞伎座の前で待ち合わせして、銀座の交差点までてくてく歩き、さらにソニプラの前を通過してその近くのレストランへ入りました。仕事帰りによく行ったお店だったので、味はよくわかっていたのですが、今までは夜しか行ったことがなかったので、昼間はまた違った感じがしてとてもよかったです。平日の昼間だというのにレストランは若い男女でいっぱい。近くで働いている会社員かな?と思いましたが、実際のところはわかりません。

同じ病気、かつ同年代のお友達と実際に会っておしゃべりしたのは今回が初めてだったので、他の人とでは話せないようなことまでいろいろとお話できて本当に嬉しかったし楽しかったです。でも一番びっくりしたのは、私たちには聞いてびっくりのものすごいつながりがあったことでした。話している最中にそのことがわかって、二人して「もうほんとにびっくりですね!」と連呼してしまいました。そして世間って狭いのね!ということを改めて実感しました。ランチの時間にお店に入ったのに、気が付いたら4時間も話し込んでしまって、お友達は飛行機に乗り遅れてしまうところだったので、その点は申し訳なかったなと思っています。今度お会いするときは、また別のおすすめのお店にご案内したいと思います(^-^)

帰りは通勤ラッシュのちょっと手前でしたが、すでに電車は混み始めていました。卵巣保護 兼 ホルモン療法の注射を打っているせいで、最近はホット・フラッシュの症状が出始め、周りの人は涼しげな顔をしているのに、私だけが1人で汗タラタラ。タオルハンカチでそっと額をぬぐいましたが、暑くないのに汗をかくなんて本当に変な感じです。夜もなかなか寝付けないし、寝たとしても2時間起きくらいに目が覚めて額は汗びっしょりなんてこともあります。この注射、最低2年は打つ予定なので、これからずっとこの調子なのかしら・・・。うーむ、不安だけど治療のためだし仕方ないな~。

February 22, 2005

かつらデビューしました!

副作用もだいぶ抜けてきたので、今日から「かつらデビュー」しました。といってもまだ家族の前でだけですが。美容室で髪型をアレンジして欲しかったけれど、今日は定休日だったので、自分で前髪だけ切ってみました。で、なぜ急に前髪を切ったのかというと、明日はTeddyで知り合ったお友達に初めて会うので、そのときに本当のかつらデビューをしようと思ったのです。外出はちょうど1週間ぶりだし、何しろ今は家族以外とはほとんど話さないので、明日はいろいろとお話ができたらいいなと思っています。

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きのうは会社の先輩から手紙が届きました。10年間一緒に仕事をした先輩です。今は出向で系列会社に行かれてますが、そこでバリバリ頑張っている姿には頭が下がる思いです。休職に入る直前、その先輩とは1度だけ仕事上電話でのやりとりがありましたが、普段あまりプライベートな付き合いはなかったので、正直言って手紙が届いたことに驚いたのですが、達筆な字で「ななこ、ちゃんと養生してますか~?会社のことなんて考えたらだめだよ~。どんな事も神様からのプレゼントなんだから~。」と。手紙によると私の上司は、周囲に完璧に病名などを伏せてくれているようです。そのことが先輩からの手紙でわかりました。先輩と上司はツーカーなところがあるのですが、その先輩にすら黙っていてくれて(私が口止めしたとはいえ)ありがたい限りです。いずれ周りに知れ渡るかもしれないけど、言うなら自分の口から言いたいし、私のいないところで噂だけ一人歩きされるのはたまらないので、上司に感謝、感謝です。

休職後、上司に全然連絡してないからそろそろしないとな~と思ったり、休職期間を延長することになりそうなので
そのことも相談しないとな~と思ったり。上司もそうだけど休職前には社長にも挨拶しているので、もう少ししたら社長にも近況を報告がてら、休職期間のことをやっぱり言わないとな~と思っています。電話じゃなくて手紙のほうがよさそうかな。社長の奥様も同じ病気で闘病中なので、病気のことも伝えやすいです。

それから変わったことといえば、今日はピアノを弾きました。発病後はじめてかもしれません。それまでは弾くのが好きだったのに、治療が始まってからはそんな気持ちも失せてしまったことと、何といっても自分の左腕をずっとかばっていたので、なかなか鍵盤に触れようという気すら起きませんでした。それが(くどいようですが)「オペラ座の怪人」を観て以来、あの曲を自分でも弾いてみたくなったのです。といってもまだ手元に楽譜がないので、ちょうど1週間くらい前に、宮野楽器で楽譜を注文しておきました。(そのときは完売で無かったけど、副作用で苦しんでいる最中「入荷しました~」と連絡がありました(^^;) 今日はショパンのノクターン(遺作)を弾きました。「戦場のピアニスト」でも使われていた曲です。しかししばらく弾いてなかったから、すっかり忘れてるぞ~、またちゃんと練習しよう!

piano

February 21, 2005

身に覚えがないメール

副作用のムカつき感はまだ続いているけど、最初の数日間に比べればかなりマシになってきました。でもあまり起きてるとすぐ疲れてくるので、寝たり起きたりの繰り返しです。副作用が早く抜けてくれないかな~。

ところで今日メール・チェックしてみたら「選考結果のご連絡」という気になるメールが・・・。
開いてみると

----------------------------------------------------

拝啓

○○○会社、採用担当の●●と申します。
この度は弊社求人にご関心いただきまして
ありがとうございます。

多数の方からエントリーいただきました結果、
選考に時間がかかり、ご連絡が遅くなりましたことを
お詫びいたします。
 
いただいた書類をもとに、
多角的に検討させていただきましたが、
残念ながら、今回の選考におきましては
ご期待に沿えない結果となりました。

悪しからず御了承下さいますようお願い申し上げます。

なお、選考に関する個別のご質問には回答できかねますので
その点もあわせて、ご了承ください。

このたび○○○に
関心をお寄せくださいました事に
改めて感謝申し上げますとともに、
末筆ながら、貴殿の今後のご活躍をお祈り申し上げます。

                           敬具

人事担当 ●●
----------------------------------------------------

読み終わって(おかしいな~、応募した覚えがないんだけど???)と首をかしげました。この企業の中途採用の募集が出たら、メールで知らせてくれるシステムがあったので、そのメルマガ読者としては確かに登録していましたが、やはり応募した覚えがありません。

もしや自分で応募しておきながら、忘れているのか???
そんなバカな・・・。
でも「選考に時間がかかり」とか書いてあるから
2ヶ月くらい前に応募して忘れちゃったのかもしれない。
でも2ヶ月くらい前といったらまだ退院した頃だし。
転職どころか仕事のことすら考えられなかった頃だよ。

けど「いただいた書類」って???
ネット上でエントリーしているならいざ知らず
「書類」と書いてあるってことは
やっぱり履歴書を郵送で送ったとか
そういうのが考えられるよねぇ!?

メールで返信して「応募した覚えがないんですけど・・・?」
とたずねてみるか?
でももし応募していたとしたら???

自分で応募しておいたのを忘れて
不採用通知が届いたのに
「覚えがないんですけど?」なんて聞いたら
相手に神経を疑われるのではないか???

以前から気になっていた企業ではあったし
自分でも無意識のうちに応募しちゃってたのかも・・・。
でもそんなバカな。記憶にない。

(うーん、うーん、おかしいな~、なんだろうな~このメール・・・。)と思いつつも、PCの前をちょっと離れて戻ってくると、今度は「お詫び ~メール誤送信について~」というメールがきていたのでさらにビックリ!

----------------------------------------------------

拝啓 
 この度、弊社の手違いから本来お送りするべきではない
「選考のご連絡~○○○」という文面のメールを貴殿に送付いたしました。
こちらの操作上のミスでこのようなことが発生し、
心よりお詫び申し上げます。
二度とこのようなご迷惑をおかけしないよう、
一層の努力をする所存ですのでこの度のことは
ご寛容下さるよう伏してお願い申し上げます。

本来であれば直接お詫びに伺うべきとは存じますが、
取り急ぎ書中をもってお詫び申し上げます。

なお、現在選考中の方につきましては今回のメールは
選考結果とは関係なく送信されたものです。
選考結果は弊社より別途ご連絡申し上げます。
恐れ入りますがご了承くださいますよう
お願い申し上げます。
                      敬具

----------------------------------------------------

あ~びっくりした!
こんなこともあるのですね。
自分でも少し前に同じ事をやっちゃってる身としては
なんだか(私だけじゃなかったのね)と変なところでホッとしてしまいました(^^;


February 19, 2005

営業マンがやって来た!

今日は予定どおり生保の営業マンが家まで来ました。一人で来るのかと思いきや、セールス・レディーになりたてのギャルも一緒でびっくり!「すみませ~ん!行こうと思っていたお客様のところへ行けなくなってしまったので、今日はななこさんのお宅へお邪魔させていただくことにしました。」なんて言ってるので(業務停止命令が出ているから、新規開拓はできなくて、着いて来たんだわ)と思ったけど、とりあえずここは黙っておきました。

玄関先で・・・と思っていたけど、書類に印を押したりする関係で2人をリビングに案内すると、営業マンがとってもすまなさそうな表情で「お支払いの件が大変遅くなってしまい本当に申しわけありません」と平謝り。「私は最初○○さん(←営業マン)に感謝していたくらいなんですよ。県民共済に乗り換えようとして、解約すると言っていた私を引き止めてくださったおかげで、解約せずに済んだんですから。でもその後の対応が遅かったので、一体どうなっちゃったのかと心配になっていたんです。」と言うと「ななこさんの場合、弊社とのお付き合いは長いのですが、ご病気の前に保険の『転換(Aという保険を解約して、Bという保険に新規契約をし直すこと)』をされているので、そういう場合は審査に時間がかかってしまうのです。」という返事。「私も転換をしたせいだとは思っていたんですけど、それにしてもその後のフォローアップがなしのつぶてだったから、心配だったんですよ。」と言ってしまいました。営業マンは神妙な顔をして「僕が特約部分の保障をもっと厚くしておいたら・・・すみません」と言うので「とんでもない、まさかこんなにすぐに病気になるとは思わなかったので、解約を引き止めてくれただけでも私的には万々歳だったんですよ。」

すると営業マンが「実は、当社はですね、きのう・・・」と言うので「知ってます、新聞で読みました」と切り返すと「ななこさんをはじめ、ご契約いただいているお客様には大変なご迷惑をおかけしてしまっておりますが、これからは今まで以上に信用第一でいきたいと考えていますので、何かありましたら何なりとお申しつけください」「じゃあ早速ですけど1つお願いがあります。別に急ぎませんけど『約款』をください。」と言うと営業マンは恥ずかしそうな顔をしながら「すみませんでした。渡していませんでしたね。」と言うので「古いのは持っていたんですけど、かなり前のものなので最新のものがほしいのです。」と言って、これは近日中にもらえることになりました。ついでに「支払いトラブルって今までにもあったんですか?」とストレートに聞いてみたら「いえ決してそのようなことは・・・。ただ今回ここまで問題になっているように、過去の病歴を隠して保険の契約をされたような場合は、トラブルになることもありました。」と言うので、それについては「そうでしょうね。」と言うにとどめておきました。

帰り際「ご両親や妹さんは保険に入っておられますか?」と聞かれたので「両親は過去に大きな病気をしているからもう入れないし、妹は私の病気がわかったときに、もともと入っていた別の生保の特約をガッチリつけさせているんですよ。」と言うと「そうなんですか~・・・。どなたかお知り合いの方で保険に興味のある方がいたら紹介してください。よろしくお願いします。」と言われました。口では「そうですね~。」と答えつつ(悪いけど、いたとしても紹介はできないなぁ・・・)と思った私でした。

副作用、あと2日くらいで抜けてくれるかな?

February 18, 2005

新聞記事になってるよ!

今日も寝込んでいますが、夕刊の一面を読んでびっくり!!!
こんな記事が・・・。
まさに私が加入している保険会社です。落ち着いたら記事にしようと思っていたら、それよりも先に社会問題化しているからマジでびっくり仰天です。この間プロに交渉してもらったと書きましたが、そのときに「ただいま社内的に大変混乱しておりまして、業務に支障が出ております」と返事をしてきただけあるなと思いました。まさか全国的に苦情が出ていたとはねぇ・・・。こんな出来事があって社内的に混乱していたから、きっと私への対応は後回しにされていたのですね。

今日の昼頃、生保の担当の営業マンから電話がかかってきて「ななこさん、ななこさんの契約内容を確認したところですね、3大特定疾病特約の分も対象になっていることがわかりましたよ。」とまたまた大ボケなことを言ってきたので内心(そんなこととっくにわかってるがな~。)と思っていると「それで、この特約分をおろすときに書類(請求書)が必要なので、それを持ってななこさんのお宅へ伺いたいのですが・・・。明日はご都合いかがですか?」「え?明日ですか?私、今は具合が悪くて寝込んでいるので、明日来てもらっても対応できないんですけど・・・」と言うと「ただこういったことは早いほうがいいかと思って。」と言うので(3ヶ月もほったらかしにしておいて、今さら早いも何も・・・)と思ったけど、これ以上引き伸ばされてどうにかなっちゃうのもいやだったので、とりあえず明日は営業マンに家に来てもらうことになりました。

そんなやりとりがあったあとに、この夕刊の記事ですから本当に本当に驚きました。この際だから明日はいろいろ突っ込みいれて聞いてみよ~う・・・っと。

February 17, 2005

副作用との闘い

結局昨夜は3回も吐いてしまった。食べたものも飲んだものも全て戻してしまったので、夜中になる頃にはもうグッタリ・・・。今までは白血球の数が6000を超えていたのに、今回は3500まで下がっていたのでそれも関係があるのかもしれないなと思いました。先生からは「ギリギリ、抗がん剤ができる範囲ね」と言われたし・・・。

それに今は同居している祖母がひどい風邪をひいていて、激しく咳こんでいるので、同じ家にいる以上はうつらないようにするのもけっこう大変。私は私で自分の部屋から出ないようにしているし、祖母は祖母で家族から「おばあちゃんも大変なのはわかるけど、今ななこに風邪がうつったらもっと大変なことになるので、おばあちゃんの部屋のドアーも悪いけど閉めておいてね。」と言われているのが聞こえてきた。

妹から電話がかかってきたので「白血球が3500まで下がってるんだけど、これってかなり低いのかなぁ?」と聞くと「女性の場合、正常値が6000~8000だから、3500はかなり厳しいほうに入るねぇ。それ以上下がると次回は延期になる可能性が高いのと、あとは風邪だけじゃなくて、貧血になったり、具合が悪くなったりするかもしれないから温かくして、うがいや手洗いをしっかりして、体調を崩さないように気をつけなね。」と言われました。

CEFって本当に強い抗がん剤なんだな~と改めて認識しています。血管がやられてしまうので、腕がビシビシと筋肉痛のように痛いし、腕にはうっすらと血管のつぶれた線がついていて、自分でも(かわいそう~)と思ってしまいます。
先生によれば血管がつぶれても、また新しく別の血管ができるらしいけど・・・。とにかく片側にしか点滴が打てないのはきついのよね~。右にも左にも両方に打てたらもう少しマシなんだろうけど。手術した側の腕(左側)に点滴することは感染症を招きやすいからできないんだって。

でも今日は昨日吐いたせいか、1度も吐かず、多少のムカつき感があった程度でした。それでも体がきついので大体横になっていましいたが。

February 16, 2005

副作用がきつい!

4回目のCEF修了・・・ですが、やはり回を追うごとに副作用の出方もきつくなっていってます。今日は点滴投与後からすぐに軽めのムカつき感が始まり、家に帰ってきてまた具合が悪くなってきたので2時間ほど寝ていたら、突然吐き気をもよおしてしまい、化学療法後初のリバース・・・。近くに洗面器は置いてあったけど、あまりに突然だったので一部は間に合いませんでした。ガーーーン。パジャマも即洗って、新しいものに着替えました。

今回の点滴を打つとき、以前指したところは血管がつぶれてしまい、刺せる箇所がどんどん減ってきているみたいだったし、先生が針を刺した瞬間、血が逆流して手の甲を流れているのがわかりました。最初はまさか血だと思わなかったのですが、思わず自分でもチラッと見たところ、看護師さんが手の甲を清浄綿で拭いてくれているのが見えました。内心(ひー。)と思いながらも、その後はあまり見ないようにして寝ていました。

会社の後輩から電話がかかってきたので、ちょっとだけ話していたのですが、電話を切った直後にまたまた吐き気が襲ってきて、再びリバース。だめだこりゃ、今日はもう1日こんな感じなのかもしれないです。仕方ないなぁ~。昨日とは打って変わって、弱気な私です。

February 15, 2005

かつらってバレなさそう!

先日ネットで頼んでおいたかつらが届きました。お手頃価格とは思えないほど本物そっくりなので、明日病院へ行くときに試しにかぶって行きたかったのですが、なにぶん前髪も長い状態で届いて、今そのままかぶるとお化けみたいなので、明日は髪の毛付帽子で我慢します。(前髪だけなら自分で切っちゃおうかなあ?)とも思いましたが、地毛と違ってもし短く切りすぎて失敗してしまったとしても、伸びてこないわけなので、やはりこれは美容師さんにお願いしようと思っています。美容室へ行くのはCEFの副作用が抜けたら・・・になるので、それまでは子連れ狼の大五郎頭でしのぎます。でも髪の毛があるってやっぱりいいな♪ちょっぴりセミロングで、さらさらストレート。メイクをしたい気分になります。髪の毛1つでもこんなに気持ちが明るくなるものなんですねぇ(^-^)

今日はもう1つ進展があって、長らく引っ張ってこられた「生命保険問題」も解決しました。結論から言うと、特約分の保険金もおりることになりました。保険会社の対応があまりにも遅く、こちらとしては不信感を抱き始めていたので、第三者(プロ)を交えて先方に交渉。そのあたりを詳しく書きたいのですが、ものすごく長文になりそうなので、自分にもう少し余裕ができたら「特別編」として記事をアップしようと思っています。ちなみにこれだけ読むと(弁護士を交えたのか?)と思われるかもしれませんが、さすがにそこまではしていません。でも今回のことは自分でもすごく勉強になったし、明日から始まる化学療法前に問題が解決してよかったです。

February 12, 2005

心境の変化

社会人大学で知り合いになった友達からメールが来ました。

スタイル抜群でとっても美人なので、入院中に「お見舞いに行きたいんだけどいいかな?」と聞かれたときに、嬉しかったのに(でも待てよ、私ったらスッピンだし、髪もボーボーだし…)なんて思っていたら「気を遣って化粧なんてしないでよ(笑)」と言われてホッとした覚えがあります(^^; 論文書きが控えていたのに、発病→入院→手術となった私に彼女は「論文書くのに必要な本があるなら、私に言って。私いくつかの図書館に登録しているから、書名さえわかればそこで借りていつでもななこに届けるから。」と言われて涙が出そうになりました。私は私で市内の図書館と、都内の会社近くの大きな図書館に登録してあって、どちらも最高10冊まで借りられるので、今のところ彼女の力を借りることはありませんが、そう言ってもらえただけでも本当に嬉しかったものです。

前置きが長くなりましたが、その彼女のメールに「人に会おうという元気が出たら、食事に行こう!広尾においしいイタリアンのお店を見つけたの!」と書いてあってまたまた嬉しくなりました。治療がひと段落したら・・・と思っていたけど、たまには友達と会っておいしいものを食べて、たっぷりおしゃべりしたいな~と思うようになりました。これはいい傾向なのかな。今までは(相手が事情を知っていても)やはり髪の毛がない状態で人に会うのはかなり抵抗があったので・・・。

彼女は高校の先生をしているのですが、担任しているクラスの女の子にやはりガンで闘病中の生徒がいるそうです。帽子をかぶって、病院内の学校と普通の高校とを行き来する生活をおくっているそうですが、その彼女が私と雰囲気が似ていてダブって見えるので、それで(ななこも今頃化学療法でつらい思いをしているんだろうな~)と思い出してメールをくれたそうです。

変な言い方ですが、こういう状態でも会いたいと思える友達と、絶対に会いたくない友達がいます。会いたいと思える友達は、病気になったことを伝えても態度が変わらなかった人。その後も(こちらの負担にならない程度に)気にかけてくれたり「治療が落ち着いて出かけられるようになったら○○をしよう!」と、希望とか励みになるようなことを言ってくれた人。会ったら元気になれるような友達に会いたいと思います。

仕事帰りに銀座に寄るのが好きだったので、今やりたいことはそれかな~。仕事して適度に息抜きをすること。銀座も意外とお店の入れ替わりが激しいので、この間まであったお店がいつの間にか別のお店になってたりするんだよね。都内で12年も働いているうちに、あちこちいろんなお店に行きました。そのうちおすすめのレストラン特集を組もうかなと思っています。

February 10, 2005

命と○○とどちらが大事か

今朝の新聞の記事(医療ルネサンス)を読んで複雑な気持ちにかられました。大腸がんにかかり、他の病院では「人工肛門」にするしかないと言われた人が、何とか温存はできないか?と探し回り、最終的には温存できたということが書かれているのですが、それまでにまわった病院で看護師に「命と肛門、どっちが大切ですか」とたしなめられたエピソードも書かれています。

妹が某私大付属病院に勤めていたとき、人工肛門の患者さんを何人か見てきたそうですが、当然のことながら自分ではコントロールが利かないので、気づかないうちに漏れてしまったりして、食事のときとか周囲に「うっ」という顔をされたりして本当に大変だったそうです。周囲もつらいけど本人のつらさは言葉では言い尽くせないものがあるでしょう。

命と天秤にかけられたら、ほとんどの人は命を選ぶでしょう。私が入院していた病院は、他の病院では手に負えない状態で紹介されてきた患者さんが多かったので、難しい手術を受ける人・受けた人がたくさんいました。

外科の患者さんは外科の患者さん同士で、入院は同フロアーにまとめられていたので、食堂で一緒になる人はみんな包帯でグルグル巻きだったり、体や頭からチューブで出ていたりで、自分が手術が終わるまでは周りを正視できませんでした。眼球に腫瘍ができて、命と引き換えに片目を失った人や頭を手術した人もいました。

私の入院期間は計12日間でしたが、初日から4日目までは50代の終わり頃?の方(Mさんとします)と同じ部屋でした。部屋の入り口のところに「形成」とあったので、形成外科の患者さんであることはわかりましたが、どこがお悪いのかは初めはわかりませんでした。

最初に挨拶をしてからはあまり口を利くこともなかったのですが、病室にトイレ・シャワー・洗面台がついていたので
それを使うには彼女のベッドの脇をどうしても通らなければならなかったので、初めて使うときに「失礼します。使わせていただきます」と声をかけました。そのとき私は彼女の右側にベッドがあったので、そこから声をかけたのですが
最初返事がありませんでした。(あれ?)と思って、近くを通るときに再度声をかけました。すると彼女は「え?」と言ったあとに「あ、ごめんなさいね。私右耳が聞こえなくて・・・。」と言われました。洗面台を使いたいことを言うと「遠慮しないでどんどん使ってくださいね。シャワーもお好きな時間にどうぞ。」と言われました。

私が顔を洗ったりして一息つくと、Mさんが「失礼だけど、ななこさんはそんなにお元気そうなのにどこがお悪いの?」
と聞かれたので「私は・・・乳がんなんです・・・」と言うとMさんの表情が見る見る曇って、目に涙をためながら「入り口に『乳外』って書いてあったからもしやとは思ったけど、まだお若いのに・・・」と言われて「32です」と言ったら「私の娘と1つ違いだわ」と言って絶句されたあと「実は私もガンなのよ」と言われました。

「私はジカセンガンなのよ。」と。(ジカセンガン?)初めて聞きました。パッと漢字が浮かびませんでした。Mさんは続けて「私、右耳が聞こえないと言ったでしょう?私の顔を見て変だと思わない?」と言われて、初めてMさんと正面から向かい合う格好になり私は(あっ!)と思いました。顔の右半分が、左側と少し違って見えました。「ジカセンガンは耳の近くにできるガンなの。治すのには手術が必要なんだけど、自分の命と引き換え右側の顔面神経を切らなければならなかったわ。」と言われて、ようやく「ジカセンガン=耳下腺ガン」だと思い至りました。最初はK大学病院へ行ってそこでがんであることがわかり、医師に今後の治療方針とかを聞いたそうなのですが、彼女の気持ちが固まる前にどんどん話が進んでいったそうです。がんを取り除かなければいけないことはわかっている。でも右半分の顔面神経を切るなんて・・・と。顔面神経を切るということは、耳が聞こえなくなり、まぶたも常に重くさがってくるので、自分で意識して目を開ける努力をしないとならなくなるのだそうです。また口も半分閉じられた状態になるので、食事をするときには、食べ物を小さく小さく刻んで、ちょっとずつ食べないと食べられなくなるのだそうです。

そのことが受け入れられない彼女は、K大への入院前夜になって「やはり顔面神経は切りたくない。切らなくてもいい方法を探したい」とご主人に泣いて訴え、翌日、本来であれば入院するはずだった日に主治医のところへ行って
その気持ちを伝えたそうです。主治医は「でもあなた、他の人は顔面神経を切ると言っても、病気を治すためだから切りましたよ!」と衝突する形になり、転院することにしたそうです。ご主人は「おまえが切りたくないのなら、何も今すぐに切らなくてもいい。君の納得のいく方法を探そう」と気持ちをわかってくれたそうです。MさんはK大病院の主治医に「先生、もし先生の奥様が私と同じ病気だったら、他の人は顔面神経でも切るんだから、おまえも切れと言えますか?」と詰め寄ったら「わかりません。おそらく言えません。」という返事がかえってきたそうです。

K大学で治療を受けることをやめたMさんは、ネットでいろいろと調べて耳下腺の治療に詳しい医師を探しました。ネットだけでは限界があるので、知り合いのつてを頼ったり、本で調べたりもして、関西のほうにいる優秀な外科医(と言われている医師)に手紙を書いて、その医師の治療を受けようかとも考えたそうです。でも手術が無事に終わったとしてもがんの治療はその後も長期に渡ることが予想されていたので、交通費がかかることも考えてその外科医のもとでの治療は諦め、その外科医に紹介された千葉県内の別の専門医のところへ行き、診察を受けたとのこと。

そこで提示されたのはやはり外科的な手術と、もしくは放射線療法。ただし放射線療法は耳のうしろに放射線をかけるということで、脳に過剰に照射してしまうことになり、かえってそちらの後遺症が出る可能性のほうが高いので
できれば外科手術を受けるほうをお奨めしますと言われたそうです。

彼女は「でもね、自分なりにあがいてみて、そのときには心が決まったの。最初に行ったK病院では『顔面神経だろうと切るのが当たり前』みたいに言われて、そのことが受け入れられなかったけど、最後に行った千葉の病院でK大病院と同じことを勧められたけど、医師の言い方が違っていたのね。結果的には顔面神経を切ることになったけど
自分の中で納得して手術を受けたのよ。」と。

私が「とてもおつらい選択でしたね」と言うと「そうね。何で命と顔面神経を天秤にかけなくちゃならないのかと思って、最初のうちはしょっちゅう泣いていたわね・・・。別に自分の顔は美人でも何でもないけど、こんな顔でも顔面神経を切るのかと思ったら泣けて泣けて仕方なかったわね。私の顔、変でしょう?」「変じゃないですよ。言われるまでわかりませんでしたし、Mさんはおきれいな方だと思いますよ」と言うと「ありがとう」と。実際Mさんは綺麗な方でした。

千葉県内の大学病院でガンの摘出手術を受けたMさんは、その後の治療を私がかかっている病院で受けることにされてそれで入院していたのです。耳下腺ガンを摘出したところを塞ぐため、足の皮膚を移植して傷が目立たないようになる手術を受けられたのでした。

同室だったのはたったの4日間だけでしたが、以前は高校の教員をされていたというだけあって、頭がとてもキレる方だなと感じました。ご主人も素敵な方でおそらく大学教員をされていらっしゃるようでした。ご夫婦なのに適度に敬語を混ぜて会話されているところが微笑ましいなと思ったり・・・。

私の手術前夜、気持ちが高ぶっていたときも、ご自分のこれまでの闘病の経験談とか、とにかくいろいろなことをお話させていただいて心が癒されていったことは今でも忘れません。その後お会いすることもありませんが、お元気にされているといいなぁと思います。

命と何かを天秤にかけるなんて、できれば一生したくない経験だと思います。でも病気になったらそんな究極の選択を突きつけられる人の何と多いことか。私の胸の傷は普通に生活していたら周りの人には気づかれないとは思うけれど、3ヶ月前、私も確かに命と乳房を天秤にかけたのでした。

February 08, 2005

もうすぐ父と彼が会う!?

思い出した順に、思いついたままに書いているここのブログ。記事の順序が逆になってしまうこともありますが、どうかご了承ください。

土曜日に彼が家に来ました。それまではうちの両親に会うのがかなりのプレッシャーだったらしくて、なかなか来たがらなかったのですが、私があまり外出できないのと、外で会っても長時間外出するのが怖いと言ったら、1ヶ月くらい前ですが、初めて家に遊びに来てくれました。家に男の人を呼ぶのは彼が初めてなので(恋愛経験の少なさがバレますが・・・^^;)、家族も「一体どうやって迎えたらいいのか」とかなり緊張気味でした。

1回目のときは父は仕事で不在、母と祖母が家にいました。私が「別に全然気を遣わなくていいよ。」と言っても、祖母は「そんなこと言ったって、そんなわけには行かないよ。私の髪の毛が爆発しているから、彼に笑われないように
頭に『椿油』を塗ったよ。」と言ってきたので笑ってしまいました。私よりも祖母のほうがよっぽどおしゃれとか身だしなみに気を遣っているようです。母は母で緊張していましたが、彼はなんと寝ぐせの付いた状態で登場したので、母も祖母も「飾らない人ねぇ」と大ウケしていました。私は私で「ねっ!こういう人だから全然気を遣わなくていいのよ。」と失言。(1回目のことはその日のうちにブログに書こうと思っていましたが、延び延びになってしまい、今になってしまいました。)

そして先日(2/5)の土曜日ですが、この日も父は仕事で不在。彼は彼で「今日はお父さんいるの?」と聞いてくるあたり、やはり母親に会うときよりもかなりのプレッシャーなのに違いない。でも大丈夫よ。「娘とは今後どうするつもりですか?」なんて言わないように家族には言ってあるから(^^; 大体、今はそれどころじゃないんだし。

でもさすがに2回目となると、家族の反応も落ち着いていました。この日は妹が帰って来ていたので、3人で話したりもしました。この日は彼が持参した「ラスト・サムライ」のDVDを観たりして過ごしましたが、これは彼が海外を旅行中に購入したものなので、日本語字幕なし。私は私で日本語字幕の付いた同じDVDを以前上司からもらって持っていたのに1度も見ていなかったので、原語のまま見ることになりました。英語の字幕つきでしたが、わからないところが多かったので、あとは映像で内容を判断しました。
一緒にいてもお互いに違うことをしていることが多いので、DVDを見るのもこの間が最初で最後かも・・・。

今日また彼から電話がかかってきて「2/13が休みになった」と言うので「ふーん。それで?」と言うと「それでって・・・。」「休みになったのはわかったけど、その日に何かあるわけ?『休みになった』だけじゃ何が言いたいのかよくわかんないんだけど???」「あのな~、休みになったからまた君の家に行くっていう意味だよ。」「あ~そういうことね。わかりました。」「・・・まったくかわいくない奴だな。」

いいけど、日曜日はたぶんうちの父、家にいるよ!?
わかってるのかな~、ちょっと心配☆

February 07, 2005

ぼんやりしている時間は終了!

発病してから3ヵ月半が経ちました。今も治療の真っ最中ではありますが、最初のうちは全くといっていいほど自分に余裕がありませんでした。寝ても覚めても病気のことばかり考えていました。ネットや本で病気のことを調べていくうちに「ズドーン」と落ち込んだり・・・。先の見えない不安。手術が終わっても化学療法が待っている。化学療法が終わったら次は放射線療法が待っている。それが終わっても今度はホルモン療法が待っている。

考えて考えて、いろんなことが頭の中をグルグルまわって、それでげんなりしていた時期もありました。でも今月に入って少しだけ、自分の中に心の余裕が生まれた気がしています。音楽が好きでテレビは見なくても、CDを聴かない日はないくらいだったのに、その音楽すら聴く気も起こらないくらい、ただぼんやりとした毎日を過ごしていました。

もちろん今は、風邪をひいたりこれ以上体力を落とさないように、自分の体調管理をしないとならないし、当面の目標はCEFを予定どおりに終わらせたいので、無理は禁物なのですが・・・。

でも治療のこと以外でも何か目標を持ちたいなと思うようになりました。社会人大学に在籍しているのでそちらの卒業も目指したいし、もう1つFP技能士の勉強も考えています。将来を考えてというよりも、この資格の勉強をすることによって生保のこととかもっと詳しく知って、無知さからくる自分の無防備状態を何とかしたいという思いのほうが強いのですが。試験は9月。先日のブログに書いた、高校時代に文通で知り合った友人も昨年この資格を取得したばかりなので、今日ちょうど彼女からメールがきたので、早速そのことを伝えてみました。いろいろ話が聞けたらいいなと思っています。

February 05, 2005

渋谷をブラブラ

昨日はモニターの会場調査のため渋谷へ行きました。うちからだと1時間20分くらいかかるのですが、私の場合、通勤&通院も同じくらいかかるのでこれはあまり気になりません。

(企業の人は消費者の声をこういう形で取り入れていくのかなぁ?)なんて思いながら、アンケートに答えていきました。時間は45分程度という簡単なものなので、これはあっさり終了。

会場調査が始まるまで少し時間があったので、チョコレート売り場でロイズのチョコを買ったり、書店へ寄って欲しい本を買ったり、CDショップへ行ってCDを視聴したり、何かめぼしいものは発売になっていないかなぁ?なんて思いながら広い店内をウロウロしていました。

この日は「オペラ座の怪人」のサントラCDと、パーフェクトガイドブック(特別DVD付)を購入。さらに店内にこの映画絡みのフリーペーパーが置いてあったのでそれもいただいて帰ってきました(笑)
コレです↓
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この日は彼が仕事が早めに終るかもしれないというので、帰り道、連絡を待っていましたがなかなか来ず…。しばらくして、書店で立ち読みしているときに着信に気づきましたが切れたあとでした。コールバックすると「明日は予定通り(私の家に遊びに)行くよ。」という返事。彼は土曜日にうちに遊びに来ることになったのですが、「明日は明日でいいけど、そうなると今日は無しなわけ?(←挑戦的だな~^^;)」と聞くと「いや別にそうじゃないんだけど、今日も会いたいの?明日も会うでしょ」「だって今日仕事が終わるって言うから、この時間まで待ってたんだよ。明日は仕事がどうなるかわからないって言ってたじゃない。」と言うと「明日は休みとれたから。とにかくわかった。じゃあ○○駅で待ち合わせしよう。」ということになり、その駅まで移動。 

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会った途端に私は「ね~ちょっと、私おなか空いたよ。何か食べようよ。」と大騒ぎ。そのまま浅草方面へ移動し、雷門の前を通り、近くで中華を食べて帰ってきました。その帰り道。彼がクイックイッと「腕を組んだら?」という仕草をしてきたけど、一旦無視。そして「その腕はなあに?」と言うと「いいから。」「組まないもん。」さらにクイックイッとするのでとぼけた振りをしていたら、彼のほうが先に私のコートのポケットに手を入れてきました。意外と温かかったので、ようやく私もここで腕を組ませました。彼は「ひねくれてるな~^^;」と言ってましたが。

February 03, 2005

節分

今日は、取り立ててブログに書くようなことは何もない1日でした。
そう毎日何かあったら、それはそれで大変なのですが・・・。
変わったことといえば節分だったので
母が豆を買ってきてくれて、部屋でちょっとだけ撒きました。

ところで手術して2ヶ月以上過ぎたわけですが
傷はだいぶ目立たなくなってきたものの(切り傷は10センチくらい?)切った周囲は胸が硬くてカチカチです。
まるでそこだけサイボーグのようで自分の体ではないみたい。
痛くはないけど常に突っ張っているし
やはり体にメスを入れるということは大変なことなのだと
最近改めて実感しています。

私の場合、手術していない右側にもまだしこりがあるので
自分で時々触って、何か異変がないかどうかチェックしています。
今のところ乳腺症と言われていますが、術前の細胞診では「クラス3(良性と悪性の境目ってとこですね)」だったので、どうかこのまま悪性に変わることなく、落ち着いていてほしいものです。

先日のCEFを受けた日、医師に「右側のしこりも気になるんですけど」と言ってみたのですが「今は化学療法もやっているし、体全体に効いているわけだから、右はこのまま様子を診ましょう」と言われました。
確かに、気になるけどどうにかして欲しい・・・ということになったら最終的には手術しかなくなりそうなので、今は抗がん剤が全身に効いてくれることを祈るばかりです。

明日はまたモニター参加があるので出掛けるのですが
大体前日に確認電話が入ります。
確認といっても「明日は予定通り来られますか?」という
最終確認の電話なのですが、その確認電話の際に
「最近、何か他の会場調査とかに参加されたことはありますか?」
と聞かれたので、バカ正直に「はい、あります。」と答えたら
「それはいつのことですか?」と(笑)

「3日前です」と答えると「そうですか…。それでは上の者に確認して
もう1度お電話させていただきます」と言われて、一旦電話は切れました。
でももう直前だし、今さら断られることはないだろうと踏んでいたので
案の定また電話がかかってきて「OKです」と言われたときは
(やっぱり!)と思いました。

今日の午後にどこからかFAXが流れてきたので
(何だろう?)と思って見てみたら、またまたモニター関連の情報。
ただし主催会社からの諸条件があるので
向こうの希望が合っているかを調べるための
事前アンケートのお知らせでした。
条件が合致すれば、またお誘いがくるみたいです。

今は登録したてのせいもあって
結構いろいろと情報が入ってきますが
(おそらく)謝礼の問題もあって、同じ人ばかりが何度も参加するのは
問題があるのかもしれません。
(だから「最近何か参加されたことはありますか?」と聞かれたのだと思いますし・・・。)
とりあえずアンケートに答えて、FAXの返信だけはしておきました。

ところで、化学療法の影響で味覚が変わったせいなのか
「飲み物」に関しては、何を飲んでもおいしくありません。
もともと水はあまり飲まず、お茶を飲むことが多いのですが

ウーロン茶  → 苦すぎて飲めない
麦茶      →  おいしく感じない
玄米茶    →  おいしく感じない
牛乳      →  おいしい(けど、あまり飲みすぎるのもどうかと思うので、控え気味に飲んでいます)
カフェオレ   →  ときどき苦味を感じるので、あまり飲まない
リンゴジュース → 普通に飲める(けど1日に1杯飲むか飲まないかという程度)

ここでは化学療法をされて、味覚が変わった方にお聞きしたいのですが、みなさんは何を飲んでいらっしゃいますか?お茶がおいしく感じないのは、けっこう痛いのです(>_<)

February 02, 2005

豪華絢爛!【オペラ座の怪人】

体調が良いこの時期に・・・と思い、今日は午後から「オペラ座の怪人」を観に行きました。レディース・デーだし公開されて間もないので、そのままチケット売り場へ行っても混みあっているのが予想ついたので、今回はネットで初めて座席を予約してみました。

購入する前に「仮」という形で「このお席はいかがですか?」というのを聞かれるのですが、それがまた、座席表で確認してみたら、座席の前は通路なので人の頭は邪魔にならないし、スクリーンの本当にど真ん中!そもそもその映画館は、もともと座席は段差がある配置になっているので、人の頭が邪魔になるということはほとんどないのですが、それでも目の前が通路だとその分ゆったりしているし、こんないい席で映画が観られるなんてことは滅多にない!と思い、そのままオンラインで購入しました。

クレジットカード決済なので、画面に必要事項を入力して、予約確定をしておけば、あとはそのまま映画館へ行って、ネット予約専用のカード決済機に、決済で使うクレジットカードをサッと通すだけ。案の定、チケット売り場は長蛇の列でしたが、私はその横を素通りして、楽々入場できました。ちなみにこのオンライン予約をすると、手数料で100円かかるのですが、普通に窓口に並んだのでは取れないような席がとれて、並ばなくてもすむのなら、この100円の価値は大きいなと思いました。

映画の感想ですが・・・ネタバレは避けますが、映像・そしてお腹にズシンと響く音楽共に素晴らしくて、もう言うことなし!久々の大作かつ名作だと思います。音楽が耳について離れず、今日はお風呂に入りながらずっと鼻歌を歌ってしまいました。何度でも観たい映画がまた1つ増えました。サントラを買ってしまうと思います。あえて一言付け加えるならば、主人公の女性の婚約者役が、以前習っていた英会話の先生に似ていました。映画を観ながら先生を思い出しました。(笑)この映画にアカデミー賞をとって欲しい!と思っています。

実はこの映画を観に行く直前、地元の駅ビルで小学校時代の幼なじみを見かけました。年末に私を同窓会に誘ってくれた人でもあります。でも私は彼女の姿に気付くや否や、帽子を目深にかぶり、相手に気付かれないように駅ビル内にあったお店にサッと入って隠れてしまいました。別に隠れる必要もないのでしょうが、彼女は自分の娘2人(双子なのです)の手を引いて、かつお母様も一緒でした。現在彼女は都内のそれも神奈川県寄りに住んでいるので、千葉には滅多に帰省しないらしく「あら~、なんか全体的にお店の配置とかも変わったのねぇ」なんて言ってる声が聞こえてきました。小さな子供の手を引いて、お母さんとなり、幸せそのものに見えた彼女。その彼女の前に出て行くことはできませんでした。

彼女たちが過ぎていくのを確認してから、お店を出て、映画館へと急ぎました。結局、そのために電車を1本逃してしまったのですが、だからこそ余計にネットで予約しておいてよかったと痛感しました。結果的に素晴らしい映画を観ることができて、幼なじみを見かけてちょっと沈みかけた気持ちもすぐに元に戻りました。

February 01, 2005

1週間ぶりの外出!

今日は久々に外出して、まるで水を得た魚のように楽しんできました。モニター参加が2件だったので(6日間も寝込んでいたのに、大丈夫かなぁ?)とやや心配ではありましたが、吐き気が抜けきれたおかげで、昨日は体調も万全、予定通り、2件ともモニターに参加して、初めて「会場調査」なるものを経験しました。ただし会場調査については守秘義務があるので、ここに詳しく書くことはできないのですが、平日の午後なのに暇な人っていっぱいいるんだな~というのが第一印象。この時間にここにいるのはおかしいだろう!という人も数人いてちょっとびっくりしましたが・・・。次のモニター参加は4日なので、こちらも楽しみです。

それにしても、仕事をしているときはモニター会社から依頼のメールがきても、ただただ読み流すか、読んだとしても
時間の都合も合わないので、事前調査のメールが届いてもろくに返信していなかったのですが、今の私は自由な時間だけはたっぷりあるので、そういう事前調査などにちまちまと返信していると、先方からすぐに反応がかえってきます。どういうわけか「会社員」であることがプラスに働くモニターが多いので、登録する際に「会社員ですが、現在休職中でほとんど家にいます。」といつでも連絡がとれそうなことをアピールしておいたのが、かえってよかったのかもしれないです。いずれ座談会にも参加してみたいと思っています。

昨日は1件目と2件目のモニター参加までに少し時間があったので、銀座も近かったこともあって、約4ヶ月ぶり?に銀座へ行きました。お気に入りのお店・・・「きむらや」へ行って、パンを購入!他には三越の地下にある生チョコのおいしいお店へ行って、またまた購入!お金を使ったのも1週間ぶり。いちいち感慨に耽ってしまいました。他には本屋さんへ行って、欲しい本を数冊ゲット。これでしばらく退屈しなさそうです♪以前よく会社の同僚たちと待ち合わせに使っていたカフェが「ブルックス・ブラザーズ」に変わっていたのには驚きましたが・・・。

会社から支給されている定期券は4月のはじめで切れるので、そうなると都内には通院のときくらいしか出て行けなさそうです。(別に出て行くような用事もないんですけどね。)今までは定期券がずっとあったから、都内中どこに行くのにも便利だったけど、休職中はそうもいかない。県内でちょっと出かけるにしても、その都度交通費がかかるのは痛いよな~と思います。今度銀座に来るのはいつだろう?と思いながら、銀座をあとにしました。

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